後藤弘茂のWeekly海外ニュース - 2年サイクルでアーキテクチャを刷新するIntel
『IntelのRattner氏は開発チームの育成について次のように語る。
「CPU設計チームを育てるには8年かかる。2サイクルだ。イスラエルが成功例で、統率と連携が取れたいいチームだ。単に、チップエンジニアを集めても、いい設計チームはできない。チームの組織化が重要で、育つには8年が必要だ」
イスラエルチームの場合、「Tillamook(ティラムーク、0.25μm版MMX Pentium)」からスタートして、統合CPU「Timna(ティムナ)」などを経てBaniasで飛躍した。Tillamookの開発は'95~'96年頃なので、スタートから8年かけてBanias完成と、Merom開発のスタートまで行き着いたことになる。
ちなみに、Rattner氏によると、失敗例はインドの開発センターだという。
「インドではクアッドコアCPUを設計していたが、遅れ続けたため、結局、完成できないと判断して打ち切った。問題の1つは、情報の共有がうまく行かなかったことで、設計者同士の連携がうまくいかず、開発が難航した」
インドでは、Meromベースのクアッドコア「Whitefield(ホワイトフィールド)」を開発していたと言われるが、このプロジェクトは打ち切られている。うまく行けば、Intelは8年後にはもう1つ、インドに開発チームを持つことができたかもしれないが、それは失敗したようだ』
どこも同じような苦労を重ねてますね。
でもイスラエル開発チームのような成功例があるのは大きい。
やってもやっても失敗続きなんて会社も多いからね^^;
話変わって自分はAMDびいきだから少々Intelに抜かれたぐらいではIntel CPUは買わないけど(今のマザーのまま将来 Socket939版 dual-core Opteron へ載せ替えるつもりで検討中だし)、友達のPC見積については今年後半だとIntelシステムを推奨することになりそうだなw
まぁプラットフォームの寿命にもよるけどね。ソケットの寿命が短いと奨め辛い。
最近のIntelはそりゃ~~ヒドイもんですよ!
IntelマザーでIntelCPUが普通に動かない!BIOSがBUGだらけで動かない!
こんなのが当たり前です・・・。