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蒲生氏郷 (がもう うじさと)

投稿者:barukichi
投稿日時:2006-11-03 - 03:11:33
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タグ:
私的戦国時代 - 第二回私的蒲生飛騨守氏郷
戦国武将ファイル - 2005年12月 - 蒲生氏郷

何ヶ月か前の話。

映画「バルトの楽園」についていろいろ調べてた。結局映画自体は見に行けなかったんだけど(というかここ数年映画館に行ってない><)、主人公の松江豊寿(まつえ とよひさ)の人柄について調べてるうちに、会津藩の歴史に興味が移り、そこから藩主や戊辰戦争についてWikipediaとかで調べてた。

学校の授業によくある、ただ覚えるだけの歴史は大嫌いだけど、こーゆー歴史は逆に大好き^^
歴史や経験談ってのは、その経緯や背景を理解してこそ意味があるわけで、そこら辺が詳しく解説されてるサイトとか見つけると、時間を忘れて延々読みまくってしまう。

会津藩の歴史はとても興味深い。
特に幕末の会津藩の扱いは可哀相というか泣けてくるというか、思うところは沢山あるんだけど、まぁ今回は蒲生氏郷の話なので。

で、いろいろ読み漁ってるうちに会津藩主・蒲生氏郷が目にとまったわけ。
伝記には多少の脚色はつきものとしても、素晴らしいリーダーだったのは事実っぽい。

「『主将として大勢の人を戦場で使うには、ただ掛かれと口で指揮しても掛かるものではない。掛かれと思うところには主将自らまずその場所に行って、ここにこいと言えば主将を見捨てる者はいない。自身は後ろにいて、ただ人にのみ掛からせようとしても、できるはずはないものである』と言っていました。
氏郷は初陣の時から銀の鯰尾の兜をかぶり常に先陣を進んでいました。新たに使える者があると氏郷は『わが軍に銀の鯰尾の兜をかぶり先陣を進む者がいる。この者に劣らず働くようにいたせ』と言い、新参の者がそれは誰であろうと思いながら出陣するとそれは主君氏郷で蒲生家の者は皆勇敢であったそうです」


人は口先だけで動くものじゃないからね。
自分の持論の一つに「人は感情で動くものだ」ってのがあるし。
人の感情を動かすためには、それなりの重みが必要。

口先だけで人が動かないって事は、これまで色んな場面で嫌と言うほど経験済み。
でもそれでもまだ、リーダーシップを発揮すべき場面で上手く引っ張っていくことは難しい。
いろいろ自分を振り返って考えることはあるけど、それはまぁここには書かないw

人を引っ張る/リードしていく。

【英辞郎】 lead; 先頭、リード、首位、優勢、優位、先導者、…

人をぐいぐい引っ張るというのは先頭に立ってないとできない行為であって、リーダーが一番後ろにいるということは、即ち「足を引っ張る」ということ。

蒲生氏郷、惚れますな^^
この勉強しながら「今一度しっかり心に刻みつけておかないと」って思ったね。

「言うは易く行うは難し」だからね。

実は今日、とある技術系コンソーシアムで開催された勉強会で、5人と小さいながらもサブグループの取りまとめ役を仰せつかったのですよ。
メンバーが前向きでいられるように引っ張っていかねば^^

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蒲生氏郷、辞世の句。
「限りあれば ふかねど花は 散るものを 心みじかき 春の山風」

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バルトの楽園
会津若松市 - 映画「バルトの楽園」松江豊寿とは?

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Wikipedia - 戊辰戦争
Wikipedia - 会津戦争

『・後世への影響
明治新政府は会津戦争における戦死者を「賊徒」として埋葬を許さず、この為に長期間に渡って放置された遺体は風雨にさらされ、鳥獣に食い散らかされる悲惨な状況だったと言う。見かねた近所の村人が遺体を埋葬しようとした為に処罰を受けた事も在ったと言う。実際には疫病の元になるという理由からようやく処理が許されたのだ。また、長州・薩摩藩兵による会津若松城下での略奪や強姦・虐殺も激しく(特に、長州人は気性が荒いことで当時から有名であった)、会津藩兵の死体から性器を切り取って口に含ませ放置したり、薩摩藩兵が食人行為を行ったという記録まである。その凄惨さは、(彼らの味方である)新政府軍側の土佐藩兵や従軍僧侶が日記に批判的に書き記すほどであった。

この後も会津藩が下北半島にある斗南藩へ減封、移住を命じられるなど冷酷な弾圧は続いた。これらの非人道的行為に対する民衆の恨みは後世まで引き継がれ、さらに、山県有朋を筆頭に、長州閥が明治期を通じて会津出身者を『朝敵風情が』と見下し、学問や官僚の世界に進んだ会津藩出身者の登用について、ことごとく妨害工作を行った。また、福島県の県庁が、交通の要所たる郡山におかれず、福島盆地におかれたのも、会津から極力距離を置くためだったともいわれる。

こうしたこともあって、未だに会津の人々には山口県人、鹿児島県人に対するわだかまりの念があるという。現に西南戦争では、多くの旧会津藩士が新政府軍に参加した。薩摩への敵愾心がぬきんでて強かったために他地域出身者より使いやすかったのだという。実際、田原坂の戦いに投入された部隊は会津出身者からの志願者がおおかった。抜刀隊は実は会津兵のことである。 また、会津出身の軍人柴五郎は西郷隆盛、大久保利通ら薩摩の中心人物の非業の死に対して「当然の帰結であり断じて喜べり」と語ったことからも、会津の薩摩・長州への怒りが伺える。

会津若松市内の旅館では、山口県人や鹿児島県人の観光客に対して宿泊拒否をするところが最近まであったという。会津の人が山口県人や鹿児島県人と結婚することに反対する風潮は現在でもあるという。1986年には長州藩のお膝元である山口県萩市が会津若松市に対して、会津戦争の和解と友好都市締結を申し入れたが、会津若松市側はこれを断った。2000年現在でも、市民にとって単に『戦争』と言えば太平洋戦争ではなく会津戦争を指すことが多く、特に高年層ほどその傾向は高い』


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