後藤弘茂のWeekly海外ニュース - これがGPUのターニングポイント NVIDIAの次世代GPU「GeForce 8800」
『NVIDIAの次世代GPU「GeForce 8800(G80)」がついにそのベールを脱いだ。その正体は、驚くほど革新的だった。Unified-Shader(ユニファイドシェーダ)型アーキテクチャでDirectX 10準拠というだけではない。G80は、それを超えたフィーチャを多数備えていたからだ。そして、G80の新フィーチャの多くは、GPUを、より汎用的なコンピューティングに応用するのに向いている』
『「マーケティングサイドでは新製品を出す度に『今回の製品は革新的』と謳うが、実際にはそんなのはマーケティングトークであって真実ではない(笑)。しかし、今回は違う。G80は真に革新的な製品だ。そして、これから先のNVIDIAの製品の基礎となる」とNVIDIAの技術開発部門のトップであるDavid B. Kirk(デイビッド・B・カーク)氏(Chief Scientist)は語る』
グラフィックについてはそれほどトレンドを追っかけてない自分にとっては暫く静かに見えたNVIDIA。
昨日突然凄いものを発表してきましたね。
昼休みに別記事で読んで、その目を見張る進化ぶりに驚くと同時に、「後藤さんが速攻記事書くだろうなー」なんて待ってたら、やっぱり速攻書いてくれました^^
従来のグラフィックス系APIだけじゃなくて、NVIDIAが配布するC言語コンパイラを使って、コプロセッサ的に演算用途で単独利用することも可能らしい。精度は32ビット浮動小数点ってことで低いけど、それでもOKってアプリケーション書いてる人なら真っ先に試してみたい機能かもしれないね^^
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いま少しだけ
上田新聞とか読んでみると、11/7の記事には「主要メーカーの8800 GTXは全て返品」なんて文字列もあって結構現場サイドは大変そうだけど、G80系は予想を遙かに超えてることもあって8600シリーズとかの発売を期待中w