いろいろな原価
自分はケチなのか、原価を気にする。
何か買うとき、当たってるかどうかは別として、たいがい原価を考えてる。
こないだも、石鹸シャンプー用のリンスを600円だったかそれくらいで買ってしまったんだけど、買う前に成分を見ると、主成分はクエン酸とグリセリン、そして高級っぽく見せるための目くらまし用の安物成分があと少しw
リンスってのは、元々シャンプーでアルカリ性に傾いた髪のpHを中和するための弱酸性溶液。
髪がアルカリ性になると、キューティクルが開いて髪がギスギスするらしい(というか、理由は知らなかったけどギスギスするw)。リンスしなくても少し時間が経てば自然に戻るものだけど、中和してあげればその場で元に戻って指通りが良くなるから、便利っちゃ便利。
ってことでクエン酸、あと保湿成分としてグリセリン(空気中の水分を吸う性質があるから、口紅や印鑑の朱肉とかにも含まれてる)なんだろうけど、どっちもタダみたいな成分なんだよね。
「これの原料原価って10円しない?製造原価でも楽々50円切ってる?w」とか思いつつ、軽く600円を超える「グリセリン入りクエン酸溶液」を買う自分w
作ろうと思えば、というか中和に適した溶液濃度を知ってて計量用のハカリさえ持ってれば、ポット洗浄用のクエン酸で十分代用できるのに、ねw
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石けんシャンプーの化学