■ニコニコ動画 - マイリスト - 航空ビデオ
これはイイ!
カメラのアングルとか絶妙、痒い所に手が届く的なアングルで撮ってくれてる。
自分も航空機モノのDVDを2枚ほど買ってるけど、海外製で作りがちょっと雑で、そんな悪くはないというかどっちかと言えば良いんだけど、「そこの部分、もっとじっくり見たいのにぃ」なんて若干ストレスも溜まってた。
あと、こんなコンテンツこそBlu-rayで観たいというものだね。DVD画質じゃ計器類がよく見えないんだよね。
この作りでBlu-rayで発売されたら自分は買っちゃうね。
で、動画。
Flight Simulator X + Level Dでお気軽に遊んでるだけでも 離陸までの忙しさの片鱗は体験できるんだけど、やっぱり実際の離陸も忙しそうだね~。
上から2つ目の動画を例に。
2:15まで空港の乗降スポット駐機、そこからプッシュバックを開始。
通常はプッシュバック中に1つずつエンジンスタート。
■YouTube - JAL A300プッシュバック 新潟空港 NIIGATA AIRPORT Pushback
4:30辺りでプッシュバック完了して5:05まで各種チェック、その後グラウンド管制との交信で滑走路までの経路(A5→C10→K13)を確認してからタキシング(陸上走行)開始。
誘導路上に引かれたラインの通りに機体を動かすのも、ゲームの中だけでもめちゃ難しいんだよね。
やっぱ熟練の機長、計器類のチェックしながらきっちりライン上を移動してる。それだけでも凄いなーなんて思える。
8:00頃滑走路に到着。今度はタワー管制から離陸許可をもらって8:30頃から離陸滑走開始。
8:50に対地速度80ノット(約148km/h)、9:00にV1,VR,V2を一気に超えて離陸。
V1は離陸決心速度。この速度未満で機体にトラブルが発生したら、機長はフルブレーキを掛けて機体を停止させる。
逆にこの速度を超えてしまうとブレーキを掛けてもオーバーランの可能性があるから、必ず一度離陸してからトラブル対応することになる。
VRは機首上げ速度、V2は安全上昇速度。このV2以上で離陸する。
ここら辺の数値は乗客・荷物・燃料等の積載量や配置(重心)、気温、離陸時のフラップ角によっても違ってくるから、フライト毎にFMC(Flight Management Computer)へ入力して計算。
動画の0:50からそこらへんのパラメータの最終入力作業をして何らかの数値が求まり、1:10辺りでその数値を元に表から割り出したであろう3つの速度を入力してる。
■Wikipedia - 離陸決心速度
離陸後すぐ、空気抵抗を減らすためにギア(車輪)アップ、少ししてからオートパイロットをON、そして今度は出発管制との交信。
ここからは一安心、ベルトも外して少しゆったりモードですなw
あまりフライトのことを勉強してるわけではないから動画から読み取れる情報も多くないんだけど、こんな感じで見てる。
上から5つ目、747-400の動画には「全日空61便ハイジャック事件」で亡くなった長島機長が。
さすがに機長のお名前は失念していたけど、この事件、酷かったからよく覚えてる。
名キャプテンだったようで。
合掌。。。
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■全日空61便ハイジャック事件
■Yellow Hiro's TOPIC No.2-34 全日空機ハイジャック
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■ばるろぐ - Microsoft Flight Simulator X 関連メモ
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