栗原潔のテクノロジー時評Ver2 - 前代未聞の東証のトラブル
『日経ITProの記事によると、
今回のトラブルに影響した月次バッチ処理は、毎月、ディスクのフラグメンテーションを解消し空き容量を回復するために行われているもの。この処理により月末にディスク上のデータの配置場所が変わるが、新しいプログラムは何らかの理由でこの変更を認識せず、以前の場所にデータを読みに行ったと見られる。
ということですが、デフラグしたら読めなくなるって、ひょっとして物理ブロック番号でI/Oしてるのでしょうか?(それとも、アプリケーション・ソフトのバグではなく、ファイル・システムのバグということでしょうか?)単に情報が混乱してるだけ?いずれ、詳細が日経コンにでも公開されるでしょうから、それを待ちたいと思います』
物理ブロックでI/Oって、デフラグにそこまで根性つぎ込むとも思えないんだけどなぁw
完全に推測で書いちゃうけど、バッチで楽に済ませちゃうのなら、例えばデータベースの物理ファイルをフォーマット済みの空の別ディスクにコピーして、次からそこを参照するようにDBの設定を書き換えてる、もしくはマウントし直してるとか?まぁこんな安易な推測、外れてる可能性高いなw
ジャスダックのシステム障害の時に少しコメントした時と同じく思うのは、富士通に全責任なすりつけようとしてるっぽいけど、こんな重要なシステム、東証側の受入テストはどうなってたの?って気はするね。それとも処理能力増強のための変更時、富士通側がコッソリ仕様変更部分と全く関係ない所を書き換えちゃってたんだろうか?
ほんと早く詳細を知りたいね。