■Impress PC Watch - NVIDIA、GPU支援による動画エンコード機能をデモ
『用意された機材は、Core 2 Extreme QX6700とGeForce 8800 GTを搭載したPC。まず、XilisoftのiPod用動画変換ソフトで、1,280×720ドットのMPEG-2動画を320×240ドットのMPEG-4に変換。このソフトはCPUのみで変換処理を行ない、作業には約42秒を要した。
続いて、Elemental Technologiesが開発中の「RapiHD」というソフトでほぼ同じ作業を実行。このソフトはエンコード処理にGPUのシェーダを利用でき、CPUのみの場合の約1/3の時間の15秒程度で作業を完了した。なお、NVIDIAが示した資料によれば、2時間分の動画を同様に変換した場合、CPUのみでは5~7時間程度かかるが、64SPのGeForce 8800Mでは56分、128SPのGeForce 8800 GTS(512MB)では23分で処理できるという。
このソフトの特徴は「CUDA」を利用して開発されている点。CUDAはNVIDIAが提供する開発環境で、C言語などを利用してCPUと同じようにGPUを計算処理に利用できる。GPUは本来3Dグラフィックスが主たる用途だが、現在のGPUは100以上のコア(SP)を持ち、プログラマビリティが格段に向上したことで、ストリーミング系の並列処理などはCPUよりも遙かに高速に実行できる』
1ヶ月ほど前、また録り溜めてたTV番組をTMPGEncで一気に編集して、mp4形式に圧縮したんだよね。
でも25分番組の圧縮が早くて1時間10分、いろいろ作業しながらだと1時間半~3時間、そんなこんなで結局1週間近くPCつけっぱなし。
夏だったら会社行ってる間も冷房つけとく必要があったかも。春先で良かった。。。
てかCPUエンコード、時間掛かりすぎですよ。
ってことで、そのとき頭の片隅から思い出されたCUDA。
これ使ったエンコーダは無いものかと色々検索してみるも見つからず。
そのとき見つけた「CUDA試してみた」的なブログを読む限り、まだちょっとプログラミング環境として使いづらいみたい。
まぁNVIDIAはGPUベンダだから、汎用的な開発環境を整えるのは慣れてないというか手探りなのかもね、とか思いながら、まだまだ先かなーなんて諦めモード。
自分が使ってるTMPGEncは最新のSSE対応とか結構素早い方だし、それが対応してくれれば一番嬉しいんだけど、さすがに命令体系や開発環境が異なる場合は一朝一夕には行かなそうな予感。
待ち遠しい。。。