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彼女が守ったもの

投稿者:barukichi
投稿日時:2008-10-13 - 00:16:13
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■ああ、昔にもどりたい - どんなに脅されても耐え、命を賭して彼女が守ったものとは…千種闇サイト殺人公判

強い女性と、弱い男達。

死ぬ人間が違うんだよ。

■中日新聞 - 命賭しうその暗証番号 千種闇サイト殺人 「母に家を」夢守る

「2960…」。手錠を掛けられ、太ももには包丁が突きつけられていた。男3人に「暗証番号を言え」
と脅され、体を震わせていたが最後には小さな声で銀行口座の番号を告げた。名古屋市千種区の
会社員磯谷利恵さん=当時(31)=が昨年8月、拉致、殺害された事件。だが、その番号はうそだった。
利恵さんは命を賭して、何を守ろうとしたのか。

「死ぬまでに最低5、6回刺さないと死ねないかな」「もう、待てねーんだよ。殺しちゃうぞ」
検察側は9月に開かれた初公判の冒頭陳述で、強盗殺人罪などに問われた神田司(37)、
堀慶末(よしとも)(33)、川岸健治(41)の3被告による脅迫の詳細を明らかにした。

暗い車内の床に座らされ、動くことができない。川岸被告が乱暴しようとした直後に3人で
利恵さんを取り囲み、暗証番号を言えと脅した。番号を聞き出したと思うとすぐに殺害した。
だが、銀行などで3度引き出そうとしたがうまくいかない。「まさか、あの状況でうそをつくとは」
と、3人はあぜんとしたという。母親の富美子さん(57)は「殺されると覚悟していたから。
むざむざお金までとられたくないと思ったのでしょう」と話す。
事件後、マイホームを買い、母を喜ばせたいと計画していたことを娘の友人から聞いた。
数年前の光景が浮かんだ。「お父さんとの約束で果たせてないのはマイホームだけだわ」
と一人娘の利恵さんにこぼすと、目を細めて笑ってうなずいていた。夫は利恵さんが
一歳の時に病気で亡くなっていた。

「だからだったのか」

預金は800万円あった。利恵さんの夢を、母は娘がいなくなった後に知った。
3被告の第2回公判は10日に開かれる。


Comments

りゅか wrote:

こいつら許せないね。
2008-10-15 21:48:36

barukichi wrote:

ええ、許せません。
2008-10-19 04:47:02

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